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有田の焼き物店が並ぶ大通りから路地を奥へ進むと、「トンバイ塀」のある通りがあります。
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軟らかく、力強く、土を感じる塀です。
トンバイ塀は、焼き物を焼くための登り窯を解体した、煉瓦などを解体して赤土で固めた塀なんです。土を固めてつくったレンガが登り窯になり、そして塀になったリサイクルな塀。もし、解体した場合、次はどこに使われるのだろうか?庭の舗装につかったり、花壇にしたり、薪ストーブの背面の蓄熱壁にしても味わいがありそう。
素材がイメージを膨らませてくれます。
そして、当初は同じ形だった煉瓦がかけたり、微妙に色が異なるもの、高温の熱で表面が焼き物のようになっているものなどが積み上げられ、似ているようで異なるものの集合体のおかげで、表情が豊かな塀がまちの景色をつくっています。
遠くから見ると似ていて、近くから見ると異なる。
これが豊かな表情をうみだすデザイン。そして、リサイクルが秘訣かもしれません。

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